■情報を入手する 情報を活用するポイント、コツ、秘訣 |
「情報リテラシー」という言葉が一時、はやった。
「情報リテラシー」とは何かというと、大雑把にいって・・・・・
●情報リテラシーとは
情報を自己の目的に適合するように使用できる能力のことである。
「情報活用能力」や「情報活用力」、「情報を使いこなす力」とも表現する。
"情報=IT"との連想やインターネットの利用時において情報リテラシーが要求される等の理由から、しばしばコンピューターリテラシーと混同される。
(ウィキペディア)より。 |
情報を知るだけでなく、「活用する」というところがミソだ。
情報とは、人々の多様化、価値観の変容を引き起こす材料にすぎない。
私たちは「取り残されまい」として、情報収集に躍起になることが多いが、大事なのは「活用すること」だ。
それでは「情報を活用するため」のハウトゥが大事かというと、実はそうでもない、というのが、またミソだ。
ビジネスパーソンとして、まず何をするべきなのか?
ハウトゥ(How to)というのは「手段」にすぎない。
現代のような流れの速い世の中では、ある種のハウトゥを会得したとしても、それはすぐに使い物にならなくなる。
ネットの世界ではホームページ⇒ブログ⇒SNS⇒ツイッターというような流れが有った。
ネットビジネスの世界でも、これらのハウトゥだけでは、うまく行かないことがある。
世の中の本流はどこを向いているのかを、正しく捉えることが重要なのだが、とても難しい。
やり方のひとつとしては、今の兆しから仮説を立てて、その仮説を検証することによって取り出す、という方法があるだろう。
言い換えれば、ハウトゥ以前にホワット(What?)、何を、明確にしないとうまくいかないだろう。
ツイッターという手段はあるが、では、そのツイッターに「何を」つぶやけばビジネスに繋がるのか。
このホワットをハウトゥに変えるのがノウハウであり、ノウハウを磨くことが最前線で生き残るための武器となる。
ノウハウは目に見えるものではないが、ノウハウこそが、常に適切なハウトゥを生み出す力だ。
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■生活実感を感じる |
「論理」だけでなく「感性」的な実感を感じるようにしたい。
たとえば論理だけでは、たかだか120文字ちょっとしか書けないツイッターなんて流行するはずがない、と切り捨てられていたことだろう。
でも、その「今、この瞬間」しか伝えられないシステムだからこそ「今、この瞬間」を大切にしたい現代人に受けたのではないか、と仮設も立てられる。
今をつぶやくことに、快感を感じることが分かったわけだ。
それなら、次は?
ここで大事なのは、これまで学んできたことは全て忘れる、ぐらいでなければ、時代を客観的、物理的に理解することはできない、ということだ。
人は何をつぶやくことに快感を感じているのだろう?
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■自ら情報に働きかける |
目からウロコを落として、新たな気持ちで情報に興味を持つことが大切だ。
情報と言っても、身近なことがいい。
テレビのCM、電車の中吊広告、つぶやき・・・・。
情報は気にかけてやらないと、素通りしてしまう。
さらに大切なのは、自分の身を情報の中に、スッポリと沈めてみることだ。
そこでしか感じられないものがある。
そして、そのためには、情報を受け取るだけではなく、情報を発信する側に自分を置いてみることだ。
情報は受信したら、必ず発信することで価値のあるもになる。
誰が言ったのかではなく、どれが自分にとってピンとくるか、そして新たに発信する情報は何か、なのだ。
これも、昔なら、大変だった。
個人が情報を発信させる? どうやって? となるところだが、今は、たくさん手段がころがっている。
時代の気配を生活実感としてつかむことが大事だ。 |
■あたりまえだが、情報も「量」より「質」 |
情報の量が多い人は、時流に乗った人だ、とは一概には言えない。
今なら、誰だって、グーグルで検索すれば世界中の何十億というウェブサイトから情報を集められる。
だから、集めた情報をどう「質」に転換するか、あるいは「何に」変換するかというノウハウが必要になる。
僕の場合、グーグルで欲しい情報を集めることができなかったので、それをこのサイトで作っている。
情報が欠如していたから、そこに「つけこむ」わけだ。
治験に関する情報が無かったので「医薬品ができるまで」を運営していたわけだし、製薬会社の日常を分かる情報が無かったので「ホーラ
イ製薬」を運営していた。
いつも僕のやり方は、「無いなら、自分で作ってしまえ」的、乱暴・短絡思考だ。 |
■無料になった情報の価値とこれからの生き方 |
今や玉石混合だが、情報はほとんど無料で手に入る。
その無料で入手した情報を活用・加工して、有料にしてしまうことさえできる。
会社では大きな歯車のひとつでしかない、ビジネスパーソンも、ネットの上で「個人経営者」になれる。
つぶやいてもいいし、足跡をたどって交流を広げてもいいし、やれることは無限にある。
ただ情報を集めるだけでなく、それをもとにさらに発信する。
結局、自分はどんな生き方をしたいのか、どういう主張をするのか、ということだ。
ひと言でいってしまえば「個人経営者」はいわゆる「カンのいい人」だ。
「カンのいい人」というのは、ある日突然カンが冴えてくるわけではない。
日常のなんでもない事件をいつも注意深く観察してきた人なのだ。
というのも、インスピレーションは、大部分が分析と認識を繰り返すうちに、より一層育まれてくる能力だからだ。
このことは、生き方そのものに対する前向きな姿勢と、何にでも興味を持つ心が個人経営者には必要不可欠であることを示唆している。
そして、個人経営者に欠かせない時代感性や先見性を磨くことは、すなわち、自分自身を磨くことであり、自分自身のキャパシティをいかに広げるか、ということだ。
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■壁を乗り越える知恵のハシゴ |
●発想力のパワーアップは、まず、固定観念の打破から
市場が成熟化し、消費者が商品を厳しく吟味する時代になると、経営はますます「知恵の競争」を呈してくる。
そして、その主役は言うまでもなくビジネスパーソン個々人だ。
これからは、商品開発者だけではなく、企画担当部署に限らず、上から下まで全ての人たちが知恵で仕事をするようになる。
人よりも斬新なアイデア、ユニークな発想をできる人の存在価値はさらに高まる。
新しいアイデアを出す人や、世の中の動きに柔軟に対応できる人は、これまでの「しきたり」や「慣習」といった固定観念に縛られることがない。
「これはこういうものだ」とか「これはこのようにするもんだ」といった、従来からの決められている枠をはみ出すことが自由にできる柔軟な思考力が、新しい商品・新しいサービスをどんどん生み出して、世の中にアピールする。
固定観念に捕らわれないようにするトレーニングというものがあるだろうか。
会社で「ブレインストーミング(ブレーンストーミング)」をやることもいいだろう。
あるいは、こんなこと。
↓
アイデア道場
↓
http://www.geocities.jp/idea_school/
●1つの答えに満足しない
固定観念に捕らわれないようにするための2番目の方法は、1つの答えに満足しない習慣をつけることだ。
セオリーに満足しない、定説を疑ってかかる、つねに「へそ曲がり」でいる。
いちゃもんをつけておいてから「代替案」を出してみる。
●異質な人・畑違いの人とつき合う
製薬業界以外の人と交流する。
自分と違った世代の人、自分と違った専門の人というのは、自分のものの見方・考え方とは違ったものの見方・考え方を持っている。
そういう人と接すると、自分の考え方と違うので、時には違和感をもったり腹がたったり、ストレスを感じたるすることもあるのだが、腹が立つというのは、そもそもこちらの固定観念がある証拠だ。
「大人気ない大人」は「大人」を怒らせるのがうまい。
10個のアイデアが出たら、一番、大人を怒らせるアイデアを採用してみよう。
異業種でやっているアイデアを自分の業界に利用してみる。
●ネットサーフィンで生の潜在意識を蓄える
ユニークな、あるいは質の高い発想を得ようと思えば、潜在情報をたくさん蓄積し、これを活用する能力を高めなければならない。
いわゆる「閃き(ひらめき)」というのは、蓄えられた潜在情報が様々な条件やいろいろなきっかけによって意識の方へ飛び出してくるものと言うことができる。
したがって、「閃き」の量とか質は本人の潜在情報の中にどのくらい、いいものが入っているかが鍵になってくる。
こうした潜在情報は、理屈で覚えたものなどは極一部で、それよりも感性で覚えたもののほうが役に立つ。
五感を研ぎ澄まして吸収しよう。
見たり・聞いたり・さわったり・なめたり・かいだり、というように体全体で経験し、深く印象づけられた(感動した)ものが「閃き」として有効に働いてくる。
好奇心、野次馬精神でネットサーフィンすることなら、簡単にできる。
そして、今までと違った経験をしてみよう、他人と違ったことをしてやろう、という心構えをもって周りに接することだ。 |
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