インターネットで出来ること:治験関係者編

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インターネットでできること「仕事の秘訣、ポイント、コツ」

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ホームページ秘訣、コツ組織の目標を達成する方法・コツ、ポイント

ここではインターネットでできることとして、分かりやすく教えるコツ、ポイント、方法などを紹介します。

ホーライが普段、自分で使っているビジネスに役立つノウハウ、秘訣、コツ
組織の目標を達成する方法

1.そもそも何故、目標を設定し、管理するのか

●まず、そもそも何のために「目標」を設定しているのか、次の課題を検討しながら考えてみましょう。

課題1そもそも何故、目標を設定しているのか

MBOに限らず、一般的に目標を設定し、管理を行う効果は何でしょう?
目標設定・管理なしの組織はどうなるでしょうか?
目標を持って仕事をするのと目標もなく仕事をしているのでは、どのような違いが出てくるでしょうか?


考えてもらうとお分かりになるように、目標が無い組織は求心力を失い、メンバーはバラバラの方向を目指しています。

ですから、「目標設定」は組織が組織であるために必要になっています。

2.目標達成に意欲的な企業文化を育てましょう
組織が目標を達成するためには、なんらかの組織能力が必要です。

組織能力とは組織として有効に発揮できる能力を意味します。
その組織が企業なら、企業としての能力ということになります。

この能力は「経営資源」と「企業文化」によって形作られて、伝えられていきます。

●企業文化とは

簡単に言えば、企業文化とは人の気質のようなもの。
人には様々なタイプがいますが、企業も同じです。
人の気質は、遺伝的素因、生育歴、家庭環境、教育、本人の意思(努力)など、様々な要因が絡み合って形成されます。
企業の場合、遺伝的素因に相当するのが、各会社の「理念」です。



●経営資源を活かすのは企業文化

同じような経営資源を持っているのに、会社によって経営状態に差が出てくるケースがよくあります。
例えば上意下達の傾向が強いピラミッド型組織にA社と、自由闊達でフラットな組織のB社では、その経営状況は違ってくることでしょう。

企業は保有する経営資源を十分生かせるような企業文化をもっているかどうかという点で大きく違ってきます。

3.目標達成(やる気)に結びつくのは仕事の達成感

どんなに緻密に立てられた計画も、本人またはメンバーがやる気を起こさなければ、目標は達成されません


やる気を起こさせるには、適切なモチベーション、すなわち「動機付け」が必要です。

それを行うのは個人の目標管理の場合は本人ですが、組織の場合は、主として上司・リーダー等の責任になります。

やる気を起こさせる条件には、「基礎的条件」と「実践的条件」の2種類があります


■基礎的条件

基礎的条件とは一種の環境要因で、仕事をしやすくするように環境を整えることです。

主なものは次の5つです。

(1) 組織のポリシーと管理

例えば、会社が従業員の創意工夫を重視する方針をとっているか、それとも規定どおりに振舞うことだけを求めているか。


(2) 上司の指導・監督

困難な状況に遭遇したとき、上司が適切に指導・監督しないと、部下がやる気を起こしにくくなります。


(3) 給与その他の待遇


(4)対人的条件

上司や部下、同僚などとの関係が良好であることが必要です。


(5) 作業環境

たとえば照明が暗すぎる、使えるパソコンがない、といったような環境では仕事に意欲を燃やしにくくなります。



■実践的条件

目標達成を効果的に行うためには、やる気を直接的に刺激する条件が必要です。
それが実践的条件です。

実践的条件は、人間の比較的高レベルの感情を刺激するので、やる気を起こしやすくなります。

これがそろっていると、基礎的条件に多少の不備があっても、目標達成への意欲を継続することが可能になります。

実践的条件としては、次の5つが代表的です。


(1) 達成感

仕事が終わったとき、喜びが湧き上がってくるような仕事であることが必要です。(あるいは、そのように部下を方向づけします。)


(2)周囲の承認・賞賛

「むずかしい仕事をよくやっている」などと、上司などから認められることです。


(3)仕事そのものの意義やおもしろさ

会社の利益向上の大幅に貢献できる、クライアントの喜ばれる、患者さんに感謝されるといったような意義やおもしろさがあると、仕事に取り組む意欲がわいてきます。


(4)責任・権限

目標達成に直接携わる者に、必要な責任を負わせたり、権限を与えたりすることです。


(5)昇進・昇格

成功の報奨が明らかなら、人は意欲を燃やします。最も単純で効果的なインセンティブだといえます。




【上司・リーダーはどう振舞うか】

課題2.

以上のような実践的条件が効果を発揮するかどうかは、上司・リーダーの腕にかかっています。
例えば、達成感を感じてもらうために、上司・リーダーはどんなことができるでしょうか?

4.目標達成のために管理者・リーダーは何をすべきか

部やグループなど各セクションの責任者は、目標管理者として、自己の管理下にあるメンバーに対して、上位目標の意義を正しく理解させ、納得させる役割を担っています。

目標管理では、管理者の役割が非常に重要です。

管理者がその役割を十分果たすかどうかによって、目標の達成度合いは違ってきます。

5.目標達成を阻害するもの

上位目標をブレイクダウンしてチームの目標にしても、メンバーがそれを常に納得するとは限りません。

ときには反発したり、しり込みしたりする場合もあります。
こうなると、目標達成に取り掛かっても、たいした成果は期待できません。

こんなとき、目標管理者がどう対応するかで、状況は大きく変わってきます。

いちばんまずいのは、「上の指示だからやるしかないんだ。みんな、やってくれ」といったふうに消極的な姿勢を示したり、「きみたちは会社の方針に不満なのか。やる気がないやつは会社を辞めろ」といったふうに叱りつける対応です


メンバーは表面上命令に従いますが、心から納得したわけではありません。そのため、効率が下がったり、質が下がったりします。

それでは、メンバーにやる気を起こさせるにはどうしたらいいでしょうか?


●まず目標の意義を理解させる


場合によっては目標設定にメンバーを参加させる。目標設定のいきさつやメリット、背景を理解していれば目標達成に積極的に関わる気持ちが起こってきます。


●自分のメリットに気づかせる

目標の意義は、いわば大儀です。
大儀とは公的な意義といった意味で、企業の場合には、会社や自分が所属する組織のためになすべき事柄を指しています。

人は大儀によってもやる気を起こしますが、もっと強いモチベーションになるのは、自分にとってのメリットです。
会社のため、社会のため、というところに自分のためにという条件が加わると、がぜんやる気を起こすものです。



●個人にとってのメリットとは

・ 自己成長

・ 能力向上

・ 刺激とチャンスの向上(*)

・ 処遇の向上

・ 存在の価値の向上(自尊心の向上)


など。

管理者としては、これらのメリットに気づかせることも目標を達成するうえで欠かせない役割となります。

* 刺激とチャンスの向上・・・他社、他組織のノウハウが学べる、人脈が広がり、技術交流などの機会が増える、業界の最先端の状況が理解できる、知的好奇心が刺激される、など。
【目標管理者にとって必要なスキル】
上記で述べたメンバーへの動機付けは、通常、会議や面接という形で行われます。

会議形式で全般的な動機付けを行ったあと、個々のメンバーに面接して、さらに深い動機付けを行う場合もあります。


●コミュニケーション能力がカギ

コミュニケーション能力は、理解力・説明力・聴き取り力・洞察力から成り立っています。

すなわち、自分が語るべき内容について正しく理解し、それを相手が間違いなく把握できるように説明し、それと同時に相手の考えや、感情、情報などを的確に把握することが必要です。

相手に分かりやすいように説明したり、相手の考えなどを的確に理解するには、相手の性格や立場、感情などを察知する能力が必要です。
これが洞察力です。

さらに、動機付けを成功させるためには、こうした能力に加えて、リーダーシップも必要です。

メンバーが目標の意義や重要性などを言葉のうえで理解したとしても、それに心から納得するとは限りません。



●動機付けに役立つ4つのスキル


(1) 理解力

人を納得させるには、その内容について正確に理解していることが必要です。目標の意義・メリット・達成方法などについて十分調べ、研究しておきましょう。


(2) 聴き取り力

部下の気持ちや反応、主張を的確に把握することにより、効果的な説明法を選ぶことができます。先入観を持たず、相手の話に素直に耳を傾ける姿勢が必要です。


(3) 説明力

相手が正しく理解できるように、順序立てて明快に話すことが大切です。どの項目も同じような調子で話すのではなく、重要な部分とそうでもない部分の話し方を変えたりしましょう。


(4) 洞察力

部下の性格や能力・経験、生活面に問題を抱えていないか、といったことを普段から把握しておくのも必要です。これにより、仕事の分担などが決めやすくなります。 


6.目標管理を成功させる4つのステップ
(1) 部下への支援基準を設ける

(2) 目標達成計画の進捗状況を確かめる

(3) 目標達成計画の点検・見直しを行う

(4) 部下に対して必要な支援を行う
 
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