■TOEICのための勉強方法(3)レベル別勉強方法 |
はじめに全レベルに共通しているアドバイスを3点だけまとめておく
(1) 重要表現
教材の中で重要であると思われる表現は必ず文章ごとに取り出し、整理して覚える。
学習の基本はあくまでも、「全体を攻める」ことであるが、これだけではどうしても個々の表現をうまく使いこなせない。
そこで英語の全体を抑えつつ個々の表現を個別に攻めるようにする。
例えばこんな教材 ⇒ 「TOEIC出まくりキーフレーズ」
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(2) 語彙
語彙は教材に出てくるものを音読やリスニングで完全に覚えるようにする。
できるだけフレーズの中で覚える。
例えばこんな教材 ⇒ 「DUO」
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■アマゾン⇒DUO 3.0
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(3) 復習
日常を英語で過ごしている人以外にとって「復習」は必須である。
実際、TOEIC800点までの勉強では、これが学習効果を大きく左右する。
方法は、こなしてきたテキスト類をCDとともに整理しておき、定期的に繰り返しリスニング・音読練習するようにするとよい。
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■TOEIC300点前後の人の学習法 |
このレベルの人は実用英語というものをどう勉強すればいいのか、その糸口のつかめていない人がほとんどです。
従って、何よりも大切なことは「こうすればいいんだ!」という確かな勉強の感触をつかむことです。
●第1段階
(1)基本英単語2000語をCDでリスニング等を併用して3ヶ月以内に覚え(それ位の勢いで)、語彙を増やすコツをつかんでください。
例えばこんなテキスト ⇒ TOEICテスト初挑戦のための英単語と英熟語―出題頻度順英単語1127と英熟語322 (単行本)甲斐 幸治 (著)
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(2)初級レベルの会話テキストを1冊購入(必ずCD付き)し、リスニング100回、音読50回を突破します。
例えばこんなテキスト ⇒ 「英語高速メソッド 日常英会話集〈Vol.1〉 (単行本) 笠原 禎一 (著)」
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●第2段階
(1) 初級レベルの会話テキストをさらに2冊使い同様な練習をしてください。
■例えばこんなテキスト ⇒ NHKラジオ講座「入門ビジネス英語」
■ 例えばこんなテキスト ⇒ 英会話・ぜったい・音読 【入門編】英語の基礎回路を作る本 (単行本(ソフトカバー) 国弘 正雄 (著), 千田
潤一 (著), 久保野 雅史 (著)
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(2) TOEICの分野別問題集のリーディング用問題集を2冊完全にマスターしてください。
たとえば、こんな教材がGood!
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(3) TOEICの模擬試験問題を600問(200問X3)ほどやってください(3回以上繰り返す)。
問題を解こうとせずに、必ず「答から攻める」の原則に従って、答えを見て、理解し、音読し、暗記してください。
●ワンポイントアドバイス(1)
会話テキストには大きく分けて対話形式のものと表現集形式のものがあるが、前者をベースに置くのが学習の基本。
この形式だと各表現の間に関連があるので、会話の流れ方が理解できるし、音読練習などもしやすい。
ある程度学習が進んだら、表現集を併用して表現力のアップを図る。
●ワンポイントアドバイス(2)
初心者の場合、CDによるリスニング練習は、内容が10分ぐらいで一巡するようにすると効果的である。
例えば実質的な内容が30分程度のCDなら、3トラック程度に分かれているのがよい。
これは会話テキスト以外のテキストの場合にも当てはまる。
●ワンポイントアドバイス(3)
まずは英語の学習を習慣化しよう。
1日10分でもいい。
そのためには日常で毎日やっていることと英語の学習をリンクさせるとよい。
たとえば「通勤時間」の朝は英単語を覚える(リスニングで)、「通勤時間」の帰りはフレーズをリスニングで覚える、寝る前に読解、等
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■TOEIC 500点前後の人の学習方法 |
このレベルの人はかなり自分なりの学習スタイルが出来上がってきています。
ただ、まだ勉強の量に対する認識が甘いので注意が必要です。常に「圧倒的」という言葉を頭の隅に置いて学習してください。(圧倒的なリスニング量 等)
まだ自信が出るレベルにまで英語力が固まっていませんので、地にしっかり足をつけた学習方法が必要です。
(1) TOEIC600点レベルの英単語1000語をCDでリスニング等を併用して3ヶ月以内に覚え(それ位の勢いで)、語彙を増やすコツをつかんでください。
例えばこんなテキスト ⇒ TOEICテスト 600点突破のための英単語と英熟語―出題頻度順英単語861と英熟語588 (KOU BOOKS)
(単行本) 宮野 智靖 (著), 木村 ゆみ (著)
(2) 中級レベルの会話テキストを3冊マスターしてください。(リスニング100回、音読50回)
例えばこんなテキスト ⇒ 英会話・ぜったい・音読 【挑戦編】英語の上級回路を作る本 (単行本(ソフトカバー)) 国弘 正雄 (編集),千田 潤一
(3) 英文法の本を1冊マスターしてください。例えばこんなテキスト⇒TOEIC TEST文法完全攻略―必須単語も同時に身につく (アスカカルチャー)
(単行本) 石井 辰哉 (著)
(5) 市販されているTOEIC模試を1冊こなしてください。
例えばこんなテキスト ⇒新TOEICテスト「直前」模試3回分 (単行本) ロバート・ヒルキ / ポール・ワーデン / ヒロ前田 (著)
超おすすめ!!
出題傾向や正解を考えるコツがいい!、「かゆいところに手が届く」解説が大きな特長。
3回以上、繰り返すこと。
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■TOEIC 600〜700点前後の人の学習方法 |
このレベルの人は日本人としてはそこそこ英語ができますので、どうしても気がゆるみがちになります。
また、さらに高いレベルを目指して勉強しようと思っても何から手をつけたらいいのかよく分からないという人も多くいるはずです。
こんなときに大切なのは基本に戻ることです。
もう一度手元のTOEIC問題集を聞いて、よく見てください。
あなたは本当にそこに出ている語彙や表現を全部知っていますか?
自分では何となく知っているような気になっていても、実際には知らないものがまだたくさんあるはずです。
また、会話力も厳しくチェックしてみてください。
伝えたいことが本当に英語にできますか?
まだまだ言い表せないことがたくさんあるはずです。
これらの点をしっかり確認し、初心にかえって勉強してください。
アドバイスは次のとおりです。
(1) TOEIC700〜800点レベルの英単語1000語をCDでリスニング等を併用して3ヶ月以内に覚え(それ位の勢いで)、語彙を増やしてください。
●例えばこんなテキスト ⇒ TOEICテスト730点突破のための英単語と英熟語―出題頻度順 英単語847と英熟語602 (KOU BOOKS)
(単行本)宮野 智靖 (著)
●例えばこんなテキスト ⇒ TOEICテスト 860点突破のための英単語と英熟語―出題頻度順英単語875と英熟語574 (KOU BOOKS)
(単行本)木村 ゆみ (著)
(2)英文法の問題集を3冊こなしてください。
問題を解こうとせずに、必ず「答から攻める」の原則に従って、答えを見て、理解し、音読し、暗記してください。
●例えばこんなテキスト ⇒ TOEIC TEST文法別問題集―200点upを狙う780問 (単行本) 石井 辰哉 (著)
●例えばこんなテキスト ⇒ 新TOEICテストスーパートレーニング 文法・語彙問題編 (単行本(ソフトカバー)
●例えばこんなテキスト ⇒新TOEICテスト 文法・読解 練習問題300問 [単行本] 阿久津 勝彦 (著)
(3)上級レベルの会話テキストを3冊勉強してください。
例えばこんなテキスト ⇒ NHKラジオ「実践ビジネス英語」半年分(NHKラジオビジネス英会話-高橋修三ヘッドハントされる (NHK CDブック) (単行本) 杉田 敏 (著) 等)
NHKラジオビジネス英会話 (高橋修三キャリアアップの道)
NHKラジオビジネス英会話-高橋修三ワークライフバランスを考える
NHKラジオビジネス英会話―海外勤務・大滝怜治編
(4) 市販されているTOEIC模試(公式問題集)を4冊こなしてください。
問題を解こうとせずに、必ず「答から攻める」の原則に従って、答えを見て、理解し、音読し、暗記してください。
下記のTOEIC公式問題集は超おすすめ!
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