●インターネットで出来ること:治験関係者編
*インタネットでできることのアイデア・ツールの紹介
実用から趣味の世界まで by ホーライ
ホームページ>ホーライとデーモン部長のビジネス漫才(仕事がうまくいくコツ、秘訣、ノウハウ、ポイント)
ここではインターネットでできることとして、有意義な情報、役立つ方法、有効な情報源、情報の収集方法などを紹介します。
ホーライが普段、自分で使っているビジネスに役立つノウハウ、仕事がうまくいく秘訣、コツ | |
■ビジネス漫才のテーマ「部下のやる気を引き出す方法」 | |
■□■ 『チームワークを強化する方法』(6)■□■ ●共通の目標 このためには、リーダーの役割が重要になります。 集団の課題達成において努力すべき要点はなにかと言うことを、リーダーが全員といっしょになって話し合いながら考えだし、集団全員が共通の理解(知覚)をすることが必要です。 その理解が各人の心に共通の目標意識となって現れてくるのです。 ●努力すべき要点 ある課題達成において努力すべき要点はなにか? まず、その課題にかかわる現状を、よく見て調べることから始めなければなりません。 こうして得られた個々の「ありのままなる事実(=データ)」をすなおに組み立てていくと、情況全体の要点(本質)を見出だすことができるのです。 これが考えるということです。 この現状を、よく見て調べるというプロセスをみんながいっしょに、一歩一歩、着実に進めて行けば、見出された要点は、みんなして挑戦すべき共通の目標として、各人に把握されます。 これが大切なプロセスです。 このような話し合いを「ミーティング」と呼びます。 そこで行われる思考プロセスのことを「チーム発想」と名付けます。 ここでいう「ミーティング」と一般の企業で行われている会議とは、異なります。 一般の会議は、実効策をみんなで決定するために開かれます。 ですから、会議では、各人それぞれに考えずみの答え(実効策)をぶつけあって、どれが正しいかを論じ合うことになります。 この会議のやり方では、会議のテーブルは、自分の考えにとらわれたエゴのぶつかり合いとなり、妥協か、取引きか多数決でなければ、まとまりがつかなくなります。 会議とミーティングとは、人々が集まって話し合うという点で一見似ているけれども、それぞれの目的も、話し合いのしかたも、集団活動におよぼす影響も、まったく別個のものです。 今日、一般の企業で行われている会議にもとづく民主的マネジメントは、決してチームワークをうみだすものではありません。 このことは、広く誤解されていることです。 |
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■□■ 『チームワークを強化する方法』(7)■□■ ミーティングは先にのべたように、事実認識のデータから出発して、課題達成のための要点はなにかを、みんなで考えだそうとするものです。 そればかりではなく、実効策のアイデアをみんなで話し合い、それらをデータとして、いわば、行動の要点をチーム発想する場合もあるのです。 この実効策のミーティングでは、実効策をアイデアとして、全員で受け入れ、それらを原材料として、行動の要点をみんなで考えだすのです。 現状の要点を考え出すことによって生まれてくるものと同様に、行動の要点を見出すことによって生まれてくるものが目標であり、実行方針であって、実効策ではありません。 ミーティングでのチーム発想では、実効策を話し合うことがあっても、それを議決することはないのです。 6.実行者が実効策をたてる ミーティングをへて、課題達成のための要点が全員にひとしく理解され、各人の心に共通の目標が生まれた時、チームははじめて、その目標を達成するための計画・実行段階に入ります。 この段階で最も注目すべき点は、チームワークでは実効策の策定とその実行とは、原則的に切り離し得ないプロセスです。 実行者がみずからの実効策をたてるのがたてまえだという点です。 従来のやり方では、実効策を策定するのは上役であり、実行者たちは、上役の命令通りに、与えられた実効策を実行させられます。 チームワークにおいても、リーダーは厳然として命令します。 ですが、その命令は・・・・・・ 第一に 計画・実行段階に入ることの決断です。 第二に 計画・実行分担者の任命です。 チームワークにおいては、すでにリーダーを含めて全員に共通に実行方針が明確に把握されているので、それ以上にリーダーが、具体的な実効策までを策定し、命令する必要はないのです。 |
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■□■ 『チームワークを強化する方法』(8)■□■ 実行に移るためには、失敗の可能性に対する覚悟が必要であり、一身にその責任を負って勇気ある決定を行うことは、責任者以外になしえない、最高の任務だからです。 また、各人の適性をよく見て、実行分担者を選定することも、責任者以外になしえぬ重要任務なのです。 さて、計画・実行段階においても、チームは時々ミーティングを持ちます。 これは、リーダーおよび、各実行分担者間の連絡調整のために開かれるのであって、チーム発想のためではありません。 この種のミーティングも当然、あり得るのです。 実行を終えれば、最後に、また、ミーティングを開き、みんなで実績を評価します。 この時も、やはり、みんなでということがポイントです。 実績のデータをミーティングで示し合い、評価するというよりも、みんなで味わい合うような感じに持っていきます。 このプロセスが、チームワークとして欠くことのできないしめくくりです。 |
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■□■ 『チームワークを強化する方法』(9)■□■ チームワークについて チームワーク(Teamwork)というと、人の関係性を注目にする方が多いようですが、そうでしょうか? 仲良しグループではありませんから、メンバー間のトラブルもなく、仲良く仕事をしているのが、チームワークのいい状態とはいいません。 部門の長、マネジャーや店長など、管理者はチームワークを機能させることに、最大の関心と注意を払わないとなりません。 管理者は人を使って目標を計画の実行によって達成するのが仕事です。 目標を達成するために人が集められました。 ですから人が集まって、みんなでなんとなくやろうではなく、みんなで手分けしてやろうというのがチームワークです。 つまり分業です。 野球をしたこのない者が集まってプレイしてもチームワークにはなりません。 なぜなら、自分のポジションを守りきることができないからです。 ですから訓練をするわけですが、これには相応の時間がかかります。 チームワークを成立させるには、訓練、教育、命令・指示が必須条件になります。 つまり分業が成立する条件は、各自が指示されたことを達成できることになります。 それがチームワークです。 |
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■□■ 『チームワークを強化する方法』(10)■□■ どんな状態がチームワークのいい状態なのでしょうか? ●ひとりひとりが、自分の役割を完全に果たしている状態 ●自分の役割をこなせない人のために他の人がサポートしなくてもすむ状態 以上が、チームワークの良い状態です。 チームワークはサッカーや野球のチームと同じく目的を達成するのが前提です。 スポーツ でも企業活動でも、共通の目標である勝利を勝ち得るためには、各人のスタイルやものの考え方、立場や生活の背景がどうであれ、互いに尊重し合い、きっちり自分の仕事をすることが、正しいチームワークの姿です。 自立した個性のぶつかり合いがあるからこそチームワークですし、チームワークのダイナミックさです。 あなたの会社やお店では 、人と違うことや目立つことを恐れ、右へならえ的に同一行動をとり、仲良しサークルのように振る舞うことが、チームワークとされていませんか? ところが仲良しサークルのように振る舞っているのも、実はそうしたいからではなく、互いの不勉強をフタをして隠すため、無意識に出来た陰湿な秘密結社の場合が多いのです。 ですからある種の人々にとっては、心地よいものにもなります。 それならそれでいいからそれでいいじゃないという考えもありますが、長い目で見ると百害あって一利なしです。働く人が不幸になるような仕組みには断固ノーを言いましょう。 チームワークは、みんなでやっていこうではなく、みんなが自分の役割を果たせることです。 そこには自ずから行動を起こす文化、卓越することを求める文化を賞賛する良識と良心が働いています。 つまり自由の概念と同じです。 自由とは勝手気ままなことをするのではなく、良識と良心を自ら働かせることなのです。 大リーグなんか観ていると選手も観客もそうだということがよくわかります。 チームワークは自己研鑽を基本にした、意見を意見として交わせる集団でなければなりません。 チームワークは、チームワークを意識して作っていこうという「モラル」「マナー」、つまり自ら自分の役割を果たせるように自己研鑽していく姿勢が大切なのです。 良いチームワークが創造できる管理者なら、現在の2倍以上の利益を生み出します。 チームワークの良い状態とは ●ひとりひとりが、自分の役割を完全に果たしている状態 ●自分の役割をこなせない人のために他の人がサポートしなくてもすむ状態 どうして、 手伝われることが、なぜマイナスになるのでしょうか? 手伝うことは、マイナスどころか罪悪です。 ●手伝われることによって、不足している知識、経験が上司に理解されなくなるので、 必要な追加教育が行われなくなってしまいます ●本人のスキル不足がそのまま継続されてしまいます ●手伝ったほうは、本来なら休息できる時間を失う。あるいは次ぎの作業ができなくなってしまうので、サボったようになります ●手伝った側が自分のレベルアップが図られないため、チーム全体がスキル以下の作業しかしなくなる、あるいはできなくなる。 チームワークを機能させるために次の点に注目しましょう! ●ひとりひとりが計画にそって指示・命令された役割分担を遂行できるビスネススキルを身につけなければなりません。 ●ビジネススキルを身につけるには時間がかかります ●役割分担を遂行できるスキルを持ったエキスパートを、 企業内に育て上げなければなりません。 ●役割分担を遂行できるスキルを持ちたいと思うポジティブな人が必要です。 ●自己育成を図らず、目先の気楽さと安逸さを追い求める「勤め人」根性タイプの人に不向きです。 ●具体的な指示が、明示されないと、チームの各人が「自分なりにこれが仕事だろうと感じたこと」を やっているにすぎない状態になりますので、管理者の手腕による影響は大です。 ●役割分担を帰納させするには上司からの部下への命令と部下から上司への報告が不可欠 です。 ひとりひとりのスキルアップなしには、働く人を幸福にするチームワークは機能しません。 そこで、賢明な読者なら、すでにお気づきになったと思うのですが、 |
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