インターネットで出来ること:治験関係者編

*インタネットでできることのアイデア・ツールの紹介。ビジネスに役立つサイト、ビジネスに役立つインターネットツール

実用から趣味の世界まで by ホーライ

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ここではインターネットでできることとして、ビジネススキルの「セルフコーチング」等を学ぶ方法などを紹介します。


ホーライが普段、自分用に使っている役立つ情報源、便利ツール(実用から趣味の世界まで)
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★インターネットでできること、インターネットで学ぶ『セルフコーチング』

1.セルフコーチングとは?
コーチングとは「個人の自己実現をサポートするシステム」です。
それを自分が自分のために実践しようというのが、セルフコーチングです。


自己実現・・・その人が本来持っている能力や可能性を最大限に発揮すること

サポートとヘルプの違い・・・「ヘルプ」とは「助けを求めている人」が「無力」で、助ける人と助けられる人の関係は「支配・従属的」。一方、サポートは「助けを求めている人」は「有力」で両者の関係は「協働的」。

上からひっぱるのではなく、もともと力のある人を下から支えて、その人が持っている能力や可能性をさらに発揮できるよう支援する。


コーチングというシステム・・・コーチング=技術+考え方+人間関係

さらに、コーチングの3つの哲学に基づいている

(1) 人は皆、無限の可能性を持っている
(2) その人が必要とする答えは、全てその人の中にある
(3) その答えを見つけるためには、パートナーが必要である


コーチと言うのは答えを与える役割ではなく、質問を考える役目です。
ですから、セルフコーチングの中で、心の中のコーチは、良い質問を発して、自分自身の中から答えを引き出す働きをします。

セルフコーチング力の核心は「自分に問いかける力」と言ってもよいでしょう。
どんな質問を発するかによって、答えの方向性が変わってくるのです。

言い換えれば「質問が問題を規定する」のです。

不安は心配な気持ちから質問を発すれば、不安や心配が増幅されるかもしれません。
夢や理想について自問すると、自分が漠然と思っていた「あるべき姿」が具体化していくこともあります。

2.問題解決力との違い・・・

問題解決力の力点は、「与えられた問いに対して、答えを見つける力」にあります。

セルフコーチングでは「質問のよしあし」がとても重要なファクターであるのに対して、問題解決の場合には「解決しなければならない問題の是非を問う」のではなく、「その問題をいかに解決するか」に主眼が置かれると言えるかもしれません。

また、問題解決力は「問題の存在」を前提にしています。

何かうまくいっていないこと、困ったこと、トラブル、理想と現実のギャップなど、何らかの「問題」があるので、これを解決しなければならないというのが、問題解決の発想です。
マイナスをゼロに戻そうとするのが、問題解決の典型的なアプローチと言えるでしょう。

セルフコーチングでは、問題の解決を目指さないわけではないのですが、それに限らず、目標達成や望ましい状況を創出すること、つまり、プラスを増やすことに力点を置きます。



2.セルフコーチングで役立つ質問


セルフコーチングでは、どんな問いかけが役に立つのでしょうか?
ひと言で言うと「未来志向の行動につながる建設的な質問」が効果的であることが多いと考えられます。

つまり、「どうなれば望ましいのか?」「どうしたらうまくいくか?」を考えていくような前向きな質問を自らに発する能力がセルフコーチング力の中央に位置していると言えるでしょう。

逆に「なぜ、どうして」という問いかけは、自然科学や製造業の工程改善など「もの」に対して発せられる場合には有効ですが、セルフコーチングでは、あまり機能しない場合が多いようです。

特に「なぜ、こんな事態になってしまったのだろう?」「どうして、私はいつもこうなんだろう?」などと過去について思い悩むのは、建設的な行動につながりません。


残念な事態が発生した時に、その原因を探求する場合には「原因のリスト」という質問手法を用いることをコーチングでも、セルフコーチングでもおすすめしています。

これは「人」と「事」を分ける考え方で、「発生した問題」「その問題が生じた原因」など、事柄を主題にして質問する技法です。


 
● 「人の質問」:「どうしてこんな事態を引き起こしてしまったのだろう?」

● 「事の質問」:「こういう事態が発生した原因をリストアップしてみよう!」

● 「人の質問」:「なんで今期の目標を達成できなかったんだろう?」

● 「事の質問」:「今期の目標は達成されなかったけれど、その理由を3つあげてみよう!」


このように、自分に向けて「なぜ、どうして」の詰問を発するのではなく、「事態、目標、原因、理由」といった事柄について、客観的に問いかける質問のほうが有効なのです。


★ 一般的に役に立つ前向きな質問の具体例

・ 何ができる?
・ 何が使える?
・ どうしたい?
・ どうなればいい?
・ どこから手をつける?
・ いつやる?
・ どんなふうにやる?
・ 他に?

<< 別紙「ユニバーサルクエスチョンズ」>>
3.セルフコーチングで大切なこと
● 人間の大きな可能性を信じる

自分自身の内側には、状況を打開したり、これまでにない高い目標を達成したりする力があるのだと信じる。


● 自己信頼を高める

自己信頼を高めるためには、自分との約束を果たしていくこと、つまり、小さなことでもよいので、目標を立てて、それを行動に移し、達成していくのです。
こうした実践を積み重ねて、「できた」「やれた」という実績を作っていくことが、自信につながります。


● 自分の良さを認める

「自分自身がこれまでできなかったこと」「うまくいかなかったこと」にとらわれるのではなく、「どこがうまくいったのか」「自分の強みは何か」「何が成功したのか」をきちんと評価し、認識し、リソースとして活かしていくことが重要です。


● やってみる

組織の中で、あるいは、自分の置かれた状況の中で、「果たすべき役割を自認すること」が重要。
そして、役割を自認して自覚していても、行動に移さなければ事態は前に進みません。
「今、自分がどう行動すれば、組織に対して最大の貢献をすることができるのだろうか?」を自問し、実際に行動するのです。その時点でベストと思われる選択肢をとりあえず行動に移してみる。そして、その経緯を踏まえて、次の一手を微調整し、さらなる実践へとつなげていくのです。
 4.自らに問いかける
 頭の中に、もう一人の自分がコーチ役として存在しているようなイメージを持ちながら、自らに質問を発してみてください。

大切なのは、質問に答えながら、答えが浮かんだ時の自分自身の心の動きを感じることです。

「私のやってみたいことを3つあげると?」という質問に対する答えを思い浮かべてみてください。
自分の心の中にどんな波紋が広がるか、エネルギーレベルが高まるのか、下がるのか、を自分でモニターすることが大切なのです。

また、1つの質問を発してみて、答えにくいなと感じたら、あまり深刻に考えずに、次の質問に切り換えるのも重要なセルフコーチングのテクニックです。

プロのコーチはクライアントの感触を見ながら、次から次へと質問を繰り出して、最もヒットする(ツボを押さえた)質問を発しようとするものです。
「こんな質問、自分にしたことない」というような問いかけを発してみてください。
 5.ユニバーサル・クエスチョンズ(UQ)
 セルフコーチングで用いられる質問の中には、非常に汎用性が高く、様々なテーマ、状況にあてはまる普遍的な問いかけがあります。
これらをユニバーサル・クエスチョンズ(UQ)と呼んでいます。

他方、特定の状況にしかあてはまらない質問をスペシャル・クエスチョンズ(SQ)と呼び、区別しているわけです。
(SQの例)
「この不具合を減らすにはどうしたいい?」
「来週の会議のプレゼン資料はどこに重点を置こうか?」

セルフコーチングの際にはUQリストを見ながら、自分の内側に向けて問いを発してみてください。

必ずしも、順番どおりに質問する必要はありません。
また、実際に声に出して、自分自身に問いかけてみることをおすすめします。

自分の発した声でも、自分の耳で聞くと、その質問が自分の外側からやってきたように聞こえます。

そうすると、心の表面ではなく、奥のほうまで届きやすくなります
その際、自分で言いやすいように質問分をアレンジしてもかまいません。
自分自身にとって、一番、しっくりくるような問いかけの方法をあみ出してください。

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